ソーシャルバブル
ソーシャルバブルとは、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のうち、特にソーシャルゲームを中心に提供しているプラットフォーム(ソーシャルゲームプラットフォーム)における、過熱的な事業者の新規参入やユーザー数と課金売上の急拡大などの総称である。
ソーシャルバブルの語は、一般的な「~バブル」の語と同様、ソーシャルゲーム市場の急成長に関する言及と共に用いられる。とりわけ、成長に陰りや失速の兆候が見られるという文脈において用いられることが多い。2012年5月には、ソーシャルゲーム内で導入されている「コンプガチャ」などの課金方式(ソーシャルガチャ課金)が、ユーザーの射幸心を煽るなどの問題を含むとして社会問題として取り沙汰され、「ソーシャルバブル崩壊か」などのような表現が用いられた例がある。
2012年5月8日に、消費者庁はソーシャルゲームのコンプガチャについて、景品表示法に抵触する可能性があることを指摘した。これを受けて、GREE、Mobage(DeNA)、ソーシャルゲーム6社連絡協議会などが、ソーシャルガチャ課金を廃止することを表明した。ソーシャルガチャ課金は、アイテム課金方式の中でも特に収益性が高いと言われている。特にコンプガチャはそれのみで2500億円の市場規模を持つという。
コンプガチャの規制・廃止が取り沙汰されている最中、証券取引市場ではソーシャルゲーム関連銘柄が軒並み下落し、GREEとDeNAは5月8日の取引でストップ安となるなど、「ソーシャルバブルの崩壊」もあり得るかと思わせる様相を呈した。
参照リンク
「コンプガチャ」規制報道を受けグリーとDeNAがストップ安 - (ガジェット通信 2012年5月7日)
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