ソマリア内戦勃発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 08:48 UTC 版)
1993年12月にモハメド・サイド・ヘルシ・モルガン率いる軍がキスマヨを制圧し、駐留していたベルギーの国連平和維持軍の撤退を要求した。彼の軍が国連が駐留していたことを利用し、モハメッド・ファッラ・アイディードとともに軍を再武装、再編成させた。マレハン族の支援を受けモルガン将軍は1999年までキスマヨを制圧下に置いていた。その間、モルガンは以前の敵、ソマリア救国民主戦線(英語版) (SSDF) と協力していた。モルガン将軍はケニア国境地域でも活動していた。彼の軍はそこで活動していたシアド・フセイン、オマー・ジェス、アーメッド・ハッシの軍と戦うことは稀であった。彼らはほとんどの労力を国内避難民や難民のために祈ることに使った。ドブリー難民キャンプ周辺地はもっとも危険で暴力的な地域になり、民兵による女性の強姦、支援物資を乗せた車の襲撃、難民へのゆすり・たかりなどは日常茶飯事だった。
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