セルフサーボ効果
ブレーキの摩擦力によって、摩擦材が相手部材(ドラムまたはディスク)に圧接させるのを助長する作用。機構的にはドラムブレーキのリーディングシューはドラムの回転によって食い込まれるので、その作用があり、トレーリングシューではドラムの回転によって押しもどされるのでその作用はない。ブレーキ全体では、ブレーキファクターでその効果の度合いを表すことができる。この作用が大きいと、入力に対して大きな出力を発生させることができ、制動力の高いブレーキになるが、効きの安定性は劣る。
- セルフサーボ効果のページへのリンク