セブン&アイ傘下入り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 14:27 UTC 版)
そごう心斎橋本店開業と同時期に、2005年9月1日、イトーヨーカ堂とセブンイレブンおよびデニーズジャパンの3社が株式移転によってセブン&アイ・ホールディングスを設立した。和田とセブン&アイHDを率いる鈴木敏文(当時)は、和田が西武百貨店復帰時に講演を頼むなどかねてから親交が深かった。 和田は2007年を目途としていたミレニアムリテイリングの株式公開にあたっては安定株主を流通業界に求めていたこともあり、2者間で懇談を重ねるうち経営統合の話が持ち上がり、同年11月半ばから都内のホテルで条件等を本格的に詰めた上で合意。翌2006年6月1日、ミレニアムリテイリングは株式交換を実施し(これには数百億円にのぼる和田自身の持ち株も含む)、セブン&アイHDの完全子会社となった。 2007年5月17日、ミレニアムリテイリング傘下の主力店舗の改装がほぼ済み、経営が軌道に乗り始めてきたことと、体調が万全でないことを理由に、自身の申し出により会長職およびセブン&アイHD取締役から退いた。
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