セクシー・セディー
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「セクシー・セディー」(Sexy Sadie)は、ビートルズの楽曲である。1968年に発売された9作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ザ・ビートルズ』に収録された。名義上はレノン=マッカートニーの作品となっているが、実質的にはジョン・レノンが書いた楽曲で、インドに滞在していた時期にミア・ファローをそそのかしたというマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーに対する怒りと失望を表現した楽曲となっている。このような内容から、本作はディスリスペクトの先駆けとされる例の1つとなった[1]。
注釈
- ^ このうちテイク6は1996年に発売の『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』、テイク11は『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) 〈スーパー・デラックス・エディション〉』のCD5に収録されている。
- ^ この時点ではレノンのボーカルは録音されていないが、ガイド・ボーカルは入っていた。
- ^ これより前のテープのトラック3から移される際に、ADTがかけられた[3]。
- ^ レディオヘッドの「カーマ・ポリス」のメインのピアノのリフは、本作のピアノのパートに影響を受けている[17]。
出典
- ^ “The 10 most vicious songs about real people”. BBC Music. BBC (2016年4月28日). 2016年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月14日閲覧。
- ^ Harry 1985, p. 969.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q White Album 2018, p. 26.
- ^ カルトと新宗教 2010.
- ^ a b “ザ・ビートルズが68年に訪れたインドの瞑想道場、現在は草深い巡礼地に”. rockin'on.com (ロッキング・オン). (2015年5月19日) 2020年4月14日閲覧。
- ^ Sheff 2000, p. 191.
- ^ Brown & Gaines 2002, p. 264.
- ^ Spitz 2005, pp. 755–757.
- ^ Lennon 1978, pp. 174–176.
- ^ The Beatles 2000, pp. 285–286.
- ^ Miles 1997, p. 429.
- ^ The Beatles 2000, p. 285.
- ^ Cott 2013, p. 45.
- ^ Cott, Jonathan (23 November 1968). “The Rolling Stone Interview: John Lennon”. Rolling Stone (San Francisco: Straight Arrow Publishers) .
- ^ Margotin & Guesdon 2014, pp. 616–617.
- ^ a b Margotin & Guesdon 2014, p. 617.
- ^ Webb, Robert (2006年9月15日). “Story of the Song: 'Karma Police' Radiohead (1997)”. The Independent 2020年4月14日閲覧。
- ^ Stolworthy, Jacob (2018年11月22日). “The Beatles' White Album tracks, ranked - from Blackbird to While My Guitar Gently Weeps”. The Independent (Independent News & Media) 2021年5月19日閲覧。
- ^ Time Out London Music (2018年5月24日). “The 50 Best Beatles songs”. Time Out London. 2021年5月19日閲覧。
- ^ Inglis 2010, p. 45.
- ^ Leng 2006, p. 151.
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