セイキワン【セイキワン】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11232号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | セイキワン よみ:セイキワン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 28日 | |
品種登録者の名称 | 及川正紀 | |
品種登録者の住所 | 岩手県水沢市佐倉河字東幅34番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 及川正紀 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「はえぬき」と混植して自然交雑した「コシヒカリ」から育成された固定品種であり、育成地(岩手県水沢市)における成熟期は中生の早、脱粒性が難の水稲、粳種である。草型は偏穂数、稈長はやや長、細太は中、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度は中である。穂長は中、穂数はやや少、粒着密度は中、穂軸の抽出度はやや短、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄である。芒の有無と多少は少、芒長は短、芒色は黄白-黄である。玄米の形はやや細長、大小はやや小、色沢は中、精玄米千粒重はやや大、玄米の見かけの品質は上の下、光沢は中である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は中生の早、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難である。「ひとめぼれ」及び「コシヒカリ」と比較して、成熟期が早いこと、耐倒伏性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年から平成3年に育成者のほ場(岩手県水沢市)において、「コシヒカリ」と「はえぬき」の混植を継続し、自然交雑した「コシヒカリ」の実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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