スマホ症候群
別名:スマフォ症候群
スマホ症候群とは、スマートフォン(スマホ)の長時間の利用によって起こりやすい諸症状を総称した呼び名である。
スマホ症候群のうち特に特徴的な(呼び名の付いた)症状としては、長時間の俯き姿勢によって頚椎が自然な湾曲を失う「ストレートネック」、片手でのタッチ操作を繰り返して腱に多大な負荷をかけることで生じる「スマホ腱鞘炎」などがある。
また、肩こり、首の痛み、あるいは手足の痺れなどの症状もスマホ症候群に含まれる。ストレートネックやこれらの症状は、スマートフォンを操作・閲覧する際の俯いた姿勢を長時間維持することで起こりやすい。
スマホ症候群に陥らないための注意点としては、極端に俯いた姿勢を避けたり、同じ姿勢をとり続けないようにしたり、まめに姿勢を変えたり体を動かしたり、あるいはスマートフォンの利用をほどほどに控えるよう心がけたり、といった点を挙げることができる。
なお、ディスプレイを見続けて目を酷使することで生じる目の疲れや心身の不調を「VDT症候群」という。スマホの利用においてもVDT症候群の症状は生じうる。
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