スポーツ競技におけるドクターカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 14:06 UTC 版)
「ドクターカー」の記事における「スポーツ競技におけるドクターカー」の解説
モータースポーツや自転車ロードレース、マラソン、駅伝競走ではオフィシャルカーとしてドクターカーを配置することがあり、メディカルカーや医務車と呼ばれることがある。競技中の事故や選手の故障が発生したときに医師や救急救命士を乗せて現場へ駆けつけ、救急車やドクターヘリが到着するまでの間に負傷した選手の救護に当たる。 特にモータースポーツにおけるメディカルカーには競技の進行を妨げない動力性能と運転技術が求められ、医療器具や救助用の資機材を搭載することからステーションワゴンやクロスオーバーSUV、ミニバンなどが採用される。競技の主催者が専属のメディカルカーを持つことがあり、SUPER GTでは選手の救出と初期医療、競技車両の初期消火を迅速に行えるように2002年にFRO:ファースト・レスキュー・オペレーションを設置、専属のドライバーとドクター、レスキュースタッフを配置している。 セダンタイプのメディカルカー(ホンダ・シビック) クロスオーバーSUVを採用するSUPER GTのFROカー(ポルシェ・カイエン、2012年) F1のメディカルカーは1996年よりメルセデスAMGのステーションワゴンを採用する 駅伝競走における医務車の例(東京箱根間往復大学駅伝競走、トヨタ・ハイエース)
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