スペンス戦消滅からのウガス戦での敗北
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「マニー・パッキャオ」の記事における「スペンス戦消滅からのウガス戦での敗北」の解説
2021年5月21日、パッキャオが自身のツイッターでWBC・IBF世界ウェルター級王者エロール・スペンス・ジュニアと8月21日にネバダ州ラスベガスで対戦することを発表した。 2021年6月27日、契約しているマネージメント会社のパラダイム・スポーツ・マネージメント(PSM)から、パッキャオが契約違反をしたとして、330万ドルの前払い金の返還を含む損害賠償請求と、エロール・スペンス戦の差し止めを求める訴訟を起こされた。PSMは、パッキャオの2試合の独占交渉権を保有しミゲル・アンヘル・ガルシアと対戦させる交渉をしていたと主張した。パッキャオはこれに対して同年7月31日に反訴を提起、2020年12月または2021年1月にコナー・マクレガーとの試合が組まれる約束でマクレガーの所属するパラダイム・スポーツ・マネージメント(PSM)と契約したにもかかわらず、約束が守られなかったとし、提起した訴状の中で、PSMは最初からマクレガー戦を組むつもりは無く、事前にマクレガーが2020年1月にダスティン・ポイエーと対戦する交渉をしていることを知っていればパッキャオはPSMと契約することはなかった、PSM側が既に用意したとしていた複数のエンドースメント契約も実際には用意されていなかった等主張した。 2021年7月10日、パッキャオがスーパー王座への復帰を求めるもWBAはこの要求を却下した。 2021年8月11日、エロール・スペンス・ジュニアが網膜裂孔と診断されたため試合を欠場することになり、代役として同じ興行の前座で別の対戦相手との試合を予定していたヨルデニス・ウガスと対戦することが発表された。 2021年8月21日、42歳で前戦から約2年1カ月ぶりとなった試合をラスベガスのT-モバイル・アリーナでWBA世界ウェルター級スーパー王者ヨルデニス・ウガスと対戦し、判定負けで王座獲得に失敗した。
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