スペインによるサルデーニャ侵攻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/07 17:08 UTC 版)
スペインによるサルデーニャ侵攻(スペインによるサルデーニャしんこう、英語: Spanish conquest of Sardinia)、またはスペインによるサルデーニャ遠征(スペインによるサルデーニャえんせい、英語: Spanish expedition to Sardinia)は、1717年8月から11月にかけて行われた遠征。スペイン継承戦争が1714年に終結した後、スペインとオーストリアがはじめて交戦した戦闘であり、1718年に四国同盟戦争が勃発する直接的な原因となった[1]。レーデ侯爵とモンテマール公爵率いるスペイン軍は艦隊の支援を受けて易々と皇帝軍を破り、サルデーニャ島の全土を占領した。1714年のラシュタット条約により皇帝が統治していたサルデーニャは侵攻でスペイン領に戻されたが、奪回された以降再びスペイン領になることはなかった[1][2]。
- 1 スペインによるサルデーニャ侵攻とは
- 2 スペインによるサルデーニャ侵攻の概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
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