スプリット・レーテイング
近年、企業が債券を発行する際は、信用の高い格付け機関から格付けを得ることが不可欠になってきました。格付け機関としては、米ムーデイズ、スタンダード・プアーズが有名で、日本でも日本格付研究所、日本格付投資情報センターなどの会社が格付けを行っています。しかし、同じ債券を格付けしても、格付け機関の格付けは必ず一致するとは限らず、むしろ差があるのが実際です。これを「スプリット・レーテイング」あるいは「レーテイング・スプレッド」と呼んでいます。金融破綻が相次いだことをきっかけとして、格付けへの注目度が高まり、日米で格付けに格差が生じたことは問題となりました。なお、株式の格付けはこれとは別の性質ですが、格付けする証券会社によってやはりレーテイングの差が発生します。
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