スパイラルの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 20:51 UTC 版)
「スパイラル (フィギュアスケート)」の記事における「スパイラルの種類」の解説
以下に挙げる主なスパイラルは競技会などで頻繁に見られるスパイラルだが、ジャンプとは違い明確な名前はなく、あくまでも通称である。 アラベスクスパイラル 最も基本的なスパイラルのひとつで、フリーレッグを後方に上げ上体を前に倒してバレエのアラベスクのような姿勢で行うスパイラル。アラベスクの姿勢から手でフリーレッグの膝近辺を掴んだ状態で行う変形姿勢もあり、この変形アラベスクスパイラルをナンシー・ケリガンが得意としていたことからアメリカではケリガンスパイラルと呼ぶ。 ビールマンスパイラル フリーレッグを背中から頭上に伸ばし、手で伸ばしたフリーレッグを掴んだビールマンポジションで行うスパイラル。二重関節体質、もしくは幼少からのストレッチを行っていないと非常に難しい。 クロスグラブスパイラル 左足がフリーレッグの場合は右手でフリーレッグを掴み、右足がフリーレッグの場合は左手でフリーレッグを掴むスパイラル。フリーレッグを頭上に伸ばしビールマンポジションの際にはクロスグラブビールマンスパイラルと呼ぶ。 ファンスパイラル 最も基本的なスパイラルのひとつで、軸足はバックサイドエッジのままフリーレッグを腰の高さより上げて行うスパイラル。 Y字スパイラル フリーレッグを高く持ち上げ、体がアルファベットの「Y」の字に見える状態で行うスパイラル。 アラベスクスパイラル(ジェニー・ベヘマー) ケリガンスパイラル (ジョアニー・ロシェット) ビールマンスパイラル (水津瑠美) キャッチフットスパイラル(ヴァレンティーナ・マルケイ) クロスグラブビールマンスパイラル(キーラ・コルピ) ファンスパイラル(キミー・マイズナー) Y字スパイラル(ショーン・ソーヤー) シャーロットスパイラル(サーシャ・コーエン)
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