スケータとの蜜月時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/20 05:57 UTC 版)
「ナイキダンク」の記事における「スケータとの蜜月時代」の解説
カレッジリーグのコートを離れ、販売期間も終了した1980年代後半、ナイキダンクがスケートボードコミュニティで脚光を浴びる。元々、1970年代のナイキブレイザーも愛用していたスケーターにとって、耐久性に優れた本革製のバスケットボールシューズは理想的な存在だった。1980年代には様々なバスケットボールシューズが市場に出回り、スケーターを大いに喜ばせたが、なかでもナイキダンクの魅力は際立っていた。2トーンカラーの鮮やかな配色、足の裏でボードを捉える接地感の良さ、そして在庫処分のセール価格は日常的にシューズを履き潰してしまう彼らの悩みまで解消したのだ。そこでは利き足の違う相手と片足だけ交換し、左右色違いのナイキダンクを履く奇抜なスタイルが一時流行したとか。スポーツショップの店頭から在庫が消えるまでの短い期間ではあったが、ナイキダンクとスケーターの蜜月はそれぞれの記憶に深く刻まれた。
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