スケニア王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:25 UTC 版)
大陸の最北に位置し、寒気が厳しい。蛮風の国だといわれているが、始祖からまだ6代しか経っていないこともあって、中央ではあまり知られていない。首都はラグラン。タンガとの間に3つの小国がある。金剛石が主に産出されるが、南国で採れる真珠や紅玉などに比べると価値は低い。 住民は、首都やその付近で中央のような華やかな暮らしをする者たちと、部族ごとにまとまって戦闘員などの仕事で暮らしている先住民たちの2種類に大別される。先住民族である部族側の人間に言わせると「首都の人間の耳はいま聞いたことを忘れ、舌は頭と反対のことしか言わない」「貪るだけの豚であっても奴らよりよっぽど身持ちがいい」らしい。イヴンの育ての親であるゲオルグは部族側の出身。首都に住む上流階級の人間は金にあかせてペンタスから様々な最高級の物品を買い求めたりするなど、その羽振りの良すぎる財力は謎に包まれている。 正規軍の軍艦は中央とあまり変わらないが、部族側の船は川を遡れるように浅底で割と小型なものが多い。
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