ジョルトコーラとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 食べ物 > 飲料 > コーラ > ジョルトコーラの意味・解説 

ジョルト・コーラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 06:02 UTC 版)

アメリカのジョルト・コーラ

ジョルトコーラJOLT cola)はアメリカのジョルト カンパニー社(後にウエット・プラネット・ビバレッジ英語版及びECC Jolt, LLC)から発売されたコーラ。かつては日本でもUCCによって販売されていた(後述)。

概要

1985年ニューヨーク州ロチェスターに本社を置くジョルト カンパニー社によって製造販売がスタート。

特徴はカフェイン2倍(×2)と砂糖100%である。その味は強烈で、強い炭酸の後にカフェインの苦味が長く残る。 アメリカでは「JOLT CHERRY BOMB」の大ヒットを皮切りに新作を立て続けに発売し、一大ブランドへと成長した。

2006年から乾電池を模したボトル缶にリニューアルして(アメリカではペットボトル主流でボトル缶飲料はほとんど無かった)、非常に人気を博した。なお、リニューアル版は砂糖100%ではなかった。

2008年当時のラインナップ

  • POWER COLA(パワーコーラ)
  • ULTRA(ウルトラ) - レッドブルに対抗すべく発売された栄養炭酸飲料。糖分不使用。
  • CHERRY BOMB(チェリーボム)
  • BLUE RASPBERRY(ブルーラズベリー)
  • ORANGE BLAST (オレンジブラスト)
  • WILD GRAPE(ワイルドグレープ)

2009年、ウエット・プラネット・ビバレッジ社が破産を申請。ジョルト・コーラの生産・販売は終了した。

2017年8月Geek.com上で、バラエティ・ストアダラー・ゼネラル英語版がジョルト・コーラを2017年9月に販売すると公表した。[1]

2017年のラインナップ

  • Original
2019年、ダラーゼネラルはジョルトコーラの販売を終了した。

2024年のラインナップ

  • JOLT COLA HIGH PERFORMANCE ENERGY DRINK
2024年10月、スポーツ用サプリメント食品を製造販売するRedcon1は、Jolt Colaの共同ブランドによる無糖エナジードリンクの発売を発表した。[2][3]

日本

日本では1990年2月1日にUCCがライセンス生産及び販売を開始。ビートたけしを起用した「ジョルト党キャンペーン」などを行ったが、その味は万人受けするものではなく市場で苦戦を強いられた[4]1995年に味をマイルドなものに変更するも市場の反応は今ひとつで[4]、細々と生産された末2001年に生産終了となった。製品の感想を聞かれたたけしは冗談交じりに「カフェインと砂糖二倍で太るよ」と『北野ファンクラブ』内でつぶやいている。 また、たけしはCM内で「ジョルト以外のコーラを飲むことは、とりあえず人前では避ける」と言っておきながらも、「党則」を破りゴルフ場など他人の目がある所で他社のコーラをガブガブ飲まないで下さいとUCC上島珈琲の人に注意された事もある。

脚注

  1. ^ JOLT Cola is Coming Back, With O.G. Cans”. Geek.com (2017年8月30日). 2017年8月30日閲覧。
  2. ^ REDCON1 unveils the return of legendary "first energy drink" of the 80” (英語). REDCON1. 2024年12月29日閲覧。
  3. ^ Monahan, Ryan (29 October 2024). Jolt Cola Energy Drink. Vimeoより2024年12月29日閲覧.
  4. ^ a b コーラ四季報 2001年7月号 第2特集 さよならJolt Cola

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジョルトコーラ」の関連用語

ジョルトコーラのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジョルトコーラのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジョルト・コーラ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS