ジェフ・ホワイトホーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 08:47 UTC 版)
ジェフ・ホワイトホーン Geoff Whitehorn |
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ジェフ・ホワイトホーン(2018年)
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基本情報 | |
出生名 | Geoffrey Charles Whitehorn |
生誕 | 1951年8月29日(73歳) |
出身地 | ![]() |
ジャンル | プログレッシブ・ロック、ハードロック、ブルースロック |
職業 | ギタリスト、作曲家 |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 1973年 - |
共同作業者 | イフ、マギー・ベル、クローラー、ロジャー・チャップマン、プロコル・ハルム、ポール・ロジャース、ロジャー・ダルトリー |
ジェフ・ホワイトホーン(Geoff Whitehorn、1951年8月29日 - )は、イングランド・ロンドン出身のロック・ギタリスト。
来歴
1973年8月にイフに加入し、1974年には初のソロ・アルバム『ジェフ・ホワイトホーン』を発表しており[1]、同作ではボーカルも兼任した[2]。イフ解散後、マギー・ベルのバンドを経て、1976年にポール・コゾフの後任としてバック・ストリート・クローラーに加入するが、最終的にはバンド名がクローラーに変更され、1979年の解散まで在籍した[1]。その後は1988年まで、ロジャー・チャップマンのバック・バンド「ザ・ショートリスト」のメンバーとして活動した[1]。また、ポール・マッカートニーのアルバム『パイプス・オブ・ピース』(1983年)収録曲「スルー・アワ・ラヴ(ただ愛に生きて)」にはアコースティック・ギターで参加している[3]。
1990年6月以降、バッド・カンパニーのツアーでミック・ラルフスの代役を務め、1991年12月にプロコル・ハルムに加入した[1]。また、1990年代にはプロコル・ハルムと並行してポール・ロジャースやロジャー・ダルトリーのバンドにも参加し[1]、1996年のザ・フーのハイド・パーク公演では、当時難聴に悩まされていたピート・タウンゼント(この時はアコースティック・ギターに専念)の代わりにリード・ギターを弾いた[4]。
ディスコグラフィ
ソロ・アルバム
- 『ジェフ・ホワイトホーン』 - Geoff Whitehorn (1974年)
- Geoff Who? (1990年)
- Big in Gravesend (1994年)
- Classic Rock (2000年)※Stephan Northとの連名
主な参加作品
- Not Just Another Bunch of Pretty Faces (1974年)
- Tea Break Over–Back on Your 'Eads! (1975年)
- クローラー
- 『毒牙』 - Crawler (1977年)
- 『毒蛇の旋律』 - Snake, Rattle and Roll (1978年)
- 『ブルースを歌うために』 - Survivor (1977年)
- Chappo (1979年)
- Live in Hamburg (1979年) ※ライブ・アルバム
- Mail Order Magic (1980年)
- Hyenas Only Laugh For Fun (1981年)
- He Was... She Was... You Was... We Was... (1982年) ※ライブ・アルバム
- Mango Crazy (1983年)
- The Shadow Knows (1984年)
- Zipper (1986年)
- Life in the Pond (2021年) ※3曲のみ参加
- 『チャンス』 - Chance (1980年)
- 『ザッツ・ホワット・ユー・ゲット・ベイブ』 - That's What You Get Babe (1980年) ※1曲のみ参加
- 『パイプス・オブ・ピース』 - Pipes of Peace (1983年) ※1曲のみ参加
- 『サドンリー』 - Suddenly (1984年)
- 『死滅遊戯』 - Amused to Death (1992年) ※4曲のみ参加
- 『ポール・ロジャース・ライヴ』 - Live:The Loreley Tapes (1996年) ※ライブ・アルバム
- 『NOW』 - Now (1997年)
- 『エレクトリック』 - Electric (1999年)
- 『ウェルズ・オン・ファイアー』 - The Well's on Fire (2003年)
- In Concert with the Danish National Concert Orchestra & Choir (2009年) ※ライブ・アルバム
- 『乙女は新たな夢に』 - Novum (2017年)
脚注
- ^ a b c d e “Guitarist, Mr Geoff Whitehorn”. procolharum.com. 2025年3月9日閲覧。
- ^ “The 'Whitehorn' album”. procolharum.com. 2025年3月9日閲覧。
- ^ “Through Our Love - Paul McCartney”. The Beatles Bible. 2025年3月9日閲覧。
- ^ Torem, Lisa (2016年5月15日). “Simon Townshend - Interview”. Pennyblackmusic. 2025年3月9日閲覧。
外部リンク
- ジェフ・ホワイトホーンのページへのリンク