シーベノム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/09 01:57 UTC 版)
「デ・ハビランド ベノム」の記事における「シーベノム」の解説
イギリス海軍では艦上戦闘爆撃機としてはベノムを採用しなかったが、全天候艦上戦闘機型をシーベノム (Sea Venom) として採用した。この機体はベノム NF.2を基に開発が進められた。機首には大型レーダーを搭載し、レーダー操作員を搭乗させるため並列複座コックピットを採用していた。また空母上での運用のため、主翼の動力折りたたみ機構や着艦フックが採用され、機体構造が強化されていた。1951年9月からテストが開始され、1954年3月から部隊配備が行われた。1961年まで部隊で使用され、各型合計259機が生産された。この他フランスのシュド・エスト社でアキロン(Aquilon)の名称でライセンス生産されている。
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