シム116・シム117
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 14:53 UTC 版)
「国鉄シム1形貨車」の記事における「シム116・シム117」の解説
シム116・シム117の2両は、1987年(昭和62年)5月22日に製造された。日本車輌製造製造・所有の私有貨車である。名義上は新製であったが、実際にはチキ7000形長物車のチキ7049・チキ7068を改造した車両である。このことから、他のシム1形がいずれも低床式であるのに対して、台枠がフラットな平床式車両となっている。全長13,900 mmで台車はTR213B-1形である。常備駅は豊川駅で、車両輸送の控車などに用いられている。2017年(平成29年)時点では2両とも現存する。なお、形式の最初のシム1が製造された1920年から、これらの2両が製造された1987年まで、67年にわたって同一形式が製造されたのは日本の鉄道史上最長記録である。
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