シムシリーズのゲーム構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/20 03:03 UTC 版)
「ウィル・ライト」の記事における「シムシリーズのゲーム構想」の解説
シムシリーズの「シム」とは「コンピューター世界の中で実在している住人」とウィル・ライト自身が説明しており、そのシムたちの世界をあらゆるジャンルから作り上げていく構想が他に例をみない独創性をもっている。 パソコン用ゲームソフト「シムシティ2000」の開発から、ゲームで保存されたセーブデータを他のゲームにも共有できるよう設計され、シムシティ2000で保存された都市のマップデータを同社製パソコンゲーム「シムコプター」の地形データとして利用することで「自分の作った都市上空を飛行できる」ようにした。 シムシティ4やシド・マイヤーズ シムゴルフでもシムピープルのキャラクターデータを街の住人やゴルフプレイヤーとして読み込めるようにしており、シムシリーズ全体が何がしかのデータで繋がりを持ちひとつの大系を成すよう設計されている。 このようにヒット作品の続編を製作することでシリーズ化するという従来の開発スタイルではなく「他のゲームとも一部の情報を共有できる」という並列構造を持たせたゲーム開発をする。
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