シニテ・カムニ国立自然公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/18 16:15 UTC 版)
「スリヴェン州」の記事における「シニテ・カムニ国立自然公園」の解説
スリヴェン州にはシニテ・カムニ国立自然公園がある。同地にはハルカタ(Харката、Halkata)と呼ばれ、伝説によると魔力を持つというアーチ状の奇岩がそびえ立ち、この地方のシンボルとなっている。この地には他にも数々の奇抜な自然の造形が見られるズメヴィ・ドゥプキ洞窟(Змееви Дупки、Zmeevi dupki)などもある。また太古の海岸が進化した森林もある。 自然公園には多様な動植物相が見られ、1000種を超える植物、235種の無脊椎動物、8種の魚類、9種の両生類、9種の爬虫類、165種の鳥類、34種の哺乳類が生息している。 急峻な傾斜地が連なる山塊の標高は290メートルから1181メートルであり、ボラ(bora)と呼ばれる北・北北西からの風はこの地方に典型的なものである。自然公園のなかには多くの川が流れ、多くの急流、淵、滝などの地形を形成している。
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