シナリオとの相違
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 10:09 UTC 版)
「人間魚雷回天 (映画)」の記事における「シナリオとの相違」の解説
シナリオにはあるが映画からは削除された主なシーンと相違部分 艇の故障で出撃できず帰還した北村上飛曹は、母親恋しさに故障を装って生還したと同僚達になじられて精神的に追い詰められており、玉井少尉とのニアミス事故後に陣之内大尉からも強い叱責を受けて精神の均衡を崩し「私はたるんどります」と繰り返しながら、玉井少尉の目の前で投身自殺をしてしまう。 関屋隊4名を乗せていたイ号潜水艦は敵の爆撃を受け、朝倉少尉ら3名の出撃後に自爆する。 映画本編では、イ号潜水艦で回天搭乗員の世話係を担当する野本一水が袋に入れたネズミを村瀬少尉に渡そうとするが、シナリオではネズミではなく袋に入れた油虫で、村瀬少尉ではなく朝倉少尉にそれを手渡す。元気に動き回るそれを見た朝倉少尉は「有難う」と受け取って回天に乗り込む。出撃後に朝倉少尉が全てを悟って沈んでゆくシーンではそれが艇内を這い回っていると描写されている。
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