シェンゲン情報システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/15 08:51 UTC 版)
シェンゲン情報システム(Schengen Information System,SIS)は、欧州加盟国が共有する人や物に関する情報システムである。データ項目には、例えば逮捕令状が出されている人物や盗難車両等の行方不明となっている物などがある。このシステムはシェンゲン条約調印国であるフランス、ドイツ、ベルギー、オランダ及びルクセンブルクが、その実現に必要なシステムとして構築した。その後欧州各国がシステム共有に同意し、現在はギリシャ、オーストリア、アイスランド、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、イタリア、ポルトガル、スペイン、ノルウェー並びにシェンゲン非加盟国であるアイルランドとイギリスを含む17ヶ国が共有している。なお、アイスランドとノルウェーを除く全ての国は欧州連合の加盟国である。
- ^ a b Paris attacks: Lax EU watchlist lets jihadists travel freely from Syria to EuropeM. Holehouse, The Daily Telegraph, 17 Nov 2015
- 1 シェンゲン情報システムとは
- 2 シェンゲン情報システムの概要
- 3 外部リンク
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