ザ・タイタニック
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| ザ・タイタニック | |
|---|---|
| Titanic | |
| 監督 | ロバート・リーバーマン |
| 脚本 | ロス・ラマナ ジョイス・エライアソン |
| 製作 | ロッキー・ラング ハロルド・ティクナー |
| 出演者 | ピーター・ギャラガー キャサリン・ゼタ=ジョーンズ ジョージ・C・スコット |
| 音楽 | レニー・ニーハウス |
| 撮影 | デヴィッド・ヘニングス |
| 製作会社 | アメリカン・ゾエトロープ |
| 配給 | (テレビ放映) |
| 公開 | (テレビ放映) (テレビ放映) |
| 上映時間 | 173分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $13,000,000[1] |
『ザ・タイタニック』(原題:Titanic)は、1996年制作のアメリカ合衆国・カナダの映画。
タイタニック沈没事故を描いたテレビミニシリーズ(全2部構成)。沈没シーンにCGが使用され、船体が折れる描写が初めて映像化された。また、史実とは異なるマードック一等航海士の拳銃自殺が描かれている。
日本では1998年11月27日に『ザ・タイタニック』の邦題でDVD化された後、同年12月29日と30日の20:00 - 21:30にNHK総合テレビにて『ザ・タイタニック/運命の航海』の邦題で放映された。DVDでの邦題は2005年の再発売以降は『ザ・タイタニック/運命の航海』に改題された。
あらすじ
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この作品記事はあらすじの作成が望まれています。
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キャスト
※括弧内は日本語吹替。
- ウェイン・パーク - ピーター・ギャラガー(声:山路和弘):1等船客。若き実業家。ボリビアに鉱山を持っている。以前、イザベラの両親から結婚を反対されるも、未だに愛情を持ち続けている。
- イザベラ・パラダイン - キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(声:日野由利加):1等船客。ロンドンでの叔母の葬儀の帰途、タイタニック号へ乗船する。夫と愛娘との生活に満足しつつも、若き日の恋人、ウェインとの愛が再燃。ウェインと共にボリビアへ行くと、夫宛に電報を打つが…
- エドワード・J・スミス - ジョージ・C・スコット(声:阪脩):タイタニック号船長。タイタニック号の処女航海を最後に引退が噂されている。フォリー夫人から孫娘のお相手の紹介を頼まれたり、モリーから誕生日パーティーに招待されたりするなど、乗客からの信頼も厚い。船の航行スピードを巡り、イズメイ社長と対立する。
- ブルース・イズメイ - ロジャー・リース(声:二瓶秀雄): ホワイト・スター・ライン社社長。タイタニック号に絶対の自信を持つ野心家。大西洋横断の最速記録を目指しており、船の航行スピードを勝手に指示するなど、スミス船長と対立する。沈没の際には、多数の乗客が船上に残っているにも関わらず、救命ボートで脱出した。
- ウィリアム・マードック- マルコム・スチュワート:タイタニック号一等航海士。沈没の際、等級、男女の関係なく大勢の命を救おうと奔走するも、誤って船員の1人を射殺、自責の念に駆られ拳銃自殺をした。ただし、この描写は史実とは異なる。
- ヘイゼル・フォーリー - エヴァ・マリー・セイント(声:寺島信子):1等船客。航海中、イザベラの世話を買って出るも、ウェインが孫娘のルルではなく、イザベラに気があるとわかると冷たく扱う。沈没の際は、船員の制止を振り切り、愛犬・チャーリーを救命ボートに乗せた。
- モリー・ブラウン - マリル・ヘナー(声:小宮和枝):1等船客。コロラド・デンバーの大富豪夫人。快活で大胆な性格。成金のため、社交界の一部の人間からは疎まれているが、本人は気にしていない。船の沈没後、いち早く沈没現場に戻ろうと救命ボートを指揮する。救助船ではオーサの看病など、積極的に救護に参加する。
- サイモン・ドーナン - ティム・カリー(声:大塚明夫):タイタニック号船室係。普段は真面目な船員を装っているが、実は船内で窃盗を繰り返す常習犯。港の酒場では、警察に追われていたジェイミーを助けるも、それをネタに脅迫。自身の仲間に引き入れる。
- ジェイミー・パース - マイク・ドイル(声:平田広明):3等船客。スリの常習犯。盗んだチケットでタイタニック号へ乗船する。これまでの人生を捨て、アメリカで映画俳優になることを夢見ている。船上ではオーサに出会い、恋をし、まともに生きたいと強く願うも、ドーナンに窃盗の片棒を担がされる。
- オーサ・ルドヴィグセン - サンシー・アレイ(声:笠原弘子):3等船客。新たな信仰を求め、ジャック一家と旅をしている。夢はアメリカで教師か看護師になり、デンマークの家族を呼び寄せること。ジェイミーと恋に落ちる。
- アリス・クリーヴァー - フェリシティ・ウォーターマン(声:田中敦子):アリソン家の子守り。以前、自身の子供を殺してしまった経歴を持つ。タイタニック号乗船前から、大型客船の大惨事の悪夢を見続ける。沈没の際はいち早く行動し、アリソン家の息子・トレヴァーと共に救命ボートで脱出する。その勝手な行動が、後にアリソン一家が逃げ遅れる原因となる。
- ベス・アリソン - ハーレイ・ジェーン・コザック(声:野沢由香里):1等船客。ハドソンの妻。子供の世話が雑で、毎晩悪夢にうなされるアリスを疎ましく思う。沈没の際には、アリスに連れて行かれたトレヴァーを探すうちに、夫、娘と共に逃げ遅れてしまう。
- ハドソン・アリソン - ケヴィン・コンウェイ(声:家中宏):1等船客。ベスの夫。アリスに比較的優しく接するも、最後には裏切られてしまう。
- ロレイン・アリソン - デヴォン・ホールク(声:川田妙子):1等船客。アリソン夫妻の娘。
- ジョン・ジェイコブ・アスター4世 - スコット・ハイランズ(声:北村弘一):1等船客。大富豪。沈没の際、妊娠中の妻を心配し、救命ボートへの同乗を申し出るが断られる。
- マデリン・アスター - ジャン・モーティル(声:佐々木優子):1等船客。妊娠中。離婚したばかりのアスター氏と結婚したため、社交界での風当たりが強く、船内でも孤立気味。同じような境遇のイザベラと意気投合する。
- マージ・ミラー - クリスタル・ヴァージ(声:山本与志恵):アスター家のメイド。アリソン家の子守り・アリスが以前に起こした事件を覚えており、アリソン氏に忠告するようにとアスター氏に進言する。
- クラリンダ・ジャック - タムシン・ケルシー(声:磯辺万沙子):3等船客。オーサと旅をする、ジャック一家の良き妻、良き母。ピアノが得意。
- ブラック・ビリー・ジャック - エリック・キーンリーサイド(声:石波義人):3等船客。ジャック一家の大黒柱。腕っぷしには自信がある。
- オフィーリア・ジャック - キャサリン・イザベル:3等船客。ジャック夫妻の娘。
- ルル・フォーリー - モリー・パーカー:1等船客。フォーリー夫妻の孫娘。
- オールデン・フォーリー - ヘイガン・ベッグス(声:藤本譲):1等船客。フォーリー夫人の夫。
- イジドー・ストラウス- ピーター・ハワース(声:水野龍司):1等船客。沈没の際、妻・アイダと共に船に残ることを選択する。
- チャールズ・ライトラー - ケヴィン・マクナルティ(声:仲野裕):タイタニック号二等航海士。
- ハロルド・ロウ - カヴァン・スミス(声:家中宏):タイタニック号五等航海士。救命ボート14号を指揮する。いち早く沈没現場に戻るなど、積極的に救助活動にあたる。
- ジョセフ・ベル - ステファン・ディモポウロス(声:辻親八):タイタニック号機関長。
- ハロルド・ブライド - バリー・ペッパー:タイタニック号一等通信士。
- ジャック・フィリップス - マット・ヒル:タイタニック号通信長。
- ロストロン - テレンス・ケリー(声:稲垣隆史):カルパチア号船長。
- ディッキー - ドン・マッケイ(声:藤本譲):アメリカでの生活を夢見てタイタニック号に乗船予定であったが、出港前日に酒場で泥酔、ジェイミーにチケットを盗られてしまう。
脚注
外部リンク
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