ザ・ジェントリーズのバージョン
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「朝まで踊ろう」の記事における「ザ・ジェントリーズのバージョン」の解説
ザ・ジェントリーズのバージョンは、1965年にヤングスタウンからリリースされ (Youngstown 601)、その直ぐ後からMGMレコードが全国に配給した。「朝まで踊ろう」は、1965年に Billboard Hot 100 の4位まで上昇し、2週間その位置に留まった。『キャッシュボックス』誌のチャートでは、最高5位に2週間留まった。通算では、Hot 100 に13週間、キャッシュボックスには14週間ランクインしていた。チャート圏外に去った後、売り上げは百万枚を突破した。 日本盤のタイトルは「キープ・オン・ダンシング」であった。 このバージョンの特筆すべき特徴は、実は短い録音素材を繰り返し使って、当時のポップ・シングル曲として典型的な長さにまで引き伸ばして作られているという点にある。フェードすると見せてジェントリーズのドラマー、ラリー・ウォール (Larry Wall) のドラム・フィルが入るところから後の後半は、実は前半と全く同じである。ジェントリーズは、通常ジミー・ハートとブルース・ボウルズ (Bruce Bowles) がボーカルを担当していたが、この曲ではギターのラリー・ラズベリー (Larry Raspberry) がリード・ボーカルをとっている。 このジェントリーズのバージョンは『Frat Rock! The Greatest Rock 'n' Roll Party Tunes of All-Time』や『Classic Rock (Time-Life Music)』などのコンピレーション・アルバムに収録されている。
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