サーキュレータ
サーキュレータとは、電子回路の一種で、それぞれの端子の間で入力と出力の方向が定まっているような回路のことである。
サキュレータは一般的に3つかそれ以上の端子をもっており、常に一定方向にのみ出力を行う。仮に端子1、端子2、端子3、という3つの端子があるとすれば、端子1からの入力は常に端子2から出力され、端子2からの入力は常に端子3から、同じく端子3からの入力は端子1から、というように出力の方向があらかじめ決まっている。例えば「端子3から端子2へ」のように、逆方向に電流が流れることはない。
サーキュレータは、内部の構造から、導波管サーキュレータや同軸サーキュレータ、集中定数サーキュレータなどに分類される。サーキュレータの主な用途としては、UHFのテレビ受像機用変換回路(コンバータ)などがある。
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