サイレント障害
サイレント障害とは、IPネットワーク上で発生する、エラーとして検知されない障害の総称である。
ネットワークシステムの監視者は、通常、ルーターなどのネットワーク機器やネットワーク上に設置した専用の監視装置から、データ転送時のパケット損失や転送遅延などを検知することで、異常を判断する。しかし、異常を判断するための機器そのものが劣化したり故障したりしていた場合、ネットワーク上のデータ転送が停止していても検知できないという困難がある。もし異常の発生を見つけても、原因を突き止めるまでに多大な労力が必要となる。
サイレント障害を検知する手段として、NEC、またはNTTドコモと富士通などが、それぞれ独自の分析システムを発表している。
参照リンク
システム性能分析 WebSAM Invariant Analyzer - (NEC)
ドコモ・富士通の2社でIPネットワークにおける障害検出および発生区間特定技術を共同開発 - (NTTドコモ)
ネットワーク接続: | メディアコンバーター ノード RTT サイレント障害 チャネルボンディング ワークグループ |
無線通信: | パケット交換機 |
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