コンドルセのパラドクスとは? わかりやすく解説

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コンドルセ‐の‐パラドックス【Condorcet's paradox】

読み方:こんどるせのぱらどっくす

多数決により三つ上の選択肢から一つを選ぶ場合生じ矛盾。たとえば候補者A、B、Cの中から三人投票者により多数決選出する場合投票者選好順序それぞれ、A>B>C、B>C>A、C>A>Bのように異なると、選好順序循環生じ同票数になって決着つかない恣意的候補者二人絞って投票行い、その勝者と残る一人競わせることで決着はつくが、投票の手続きによって勝者異なってしまう。18世紀フランス数学者思想家政治家コンドルセ発見コンドルセの逆理投票のパラドックス


投票の逆理

(コンドルセのパラドクス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/01 14:50 UTC 版)

投票の逆理(とうひょうのぎゃくり)とは、投票において投票者一人一人の選好順序は推移的なのに、集団としての選好順序に循環が現れる状態があることを表す命題。18世紀の社会学者コンドルセが発見した。コンドルセのパラドックスとも言う。




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