コンスタル105Nとは? わかりやすく解説

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コンスタル105N

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/04 05:20 UTC 版)

コンスタル105N
コンスタル105NW
コンスタル805N
基本情報
製造所 コンスタル
製造年 1973年-1979年
製造数 980両(105N)
4両(105NW)
25両(805N)
主要諸元
編成 1両
軸配置 Bo'Bo'
軌間 1,435mm(105N)
1,000mm(105NW、805N)
設計最高速度 68.5km/h
車両定員 136人(着席21人)
車両重量 16.8t
全長 13,390mm
全幅 2,400mm
全高 3,060mm
出力 41.5kw×4
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105N(Konstal 105N)は、ポーランドのコンスタル(現:アルストム・コンスタル)によって製造された路面電車車両。

概要

ポーランドの鉄道車両メーカーであったコンスタルは、1959年から1969年までアメリカのPCCカーの技術を用いた路面電車車両である13Nの量産を行い、それ以降は1967年から1970年まで二車体連接車の102N1973年から1974年にかけてはその改良型である102Naの製造が行われていた。だが、これらの連接車に不具合が多発した事から、以降の新型車両については13N同様1両での運転が可能な単車に戻った[1]。そして、試作車である103Nや104Nの試験結果を受けて開発されたのが105Nである。

電装機器は13Nで用いられたPCCカーを基にしたものをそのまま継続して採用し、車体構造も13Nと同様の片運転台・片扉である。一方で車体の形状は13Nの流線形から角形の軽量車体へと大幅に変更され、各部の窓の大きさも拡大した。運転台側の窓下や扉の上部にも小窓が設置されており、その外見から「アクアリウムakwarium)」の愛称で呼ばれている[2]。扉の数も片側4箇所に増加し、車体の中央に連続して扉を2個設置することで車体の強度を増加させている[3]。また、ブレーキには電磁ドラムブレーキを用いている。

形式名の「105N」は、「標準軌(1)用の5世代目(05)標準型路面電車(N)」と言う意味である。

車種

運用

1973年から生産が始まり、1979年までに105Nが980両、105NWが4両、805Nが25両製造され、ワルシャワクラクフポズナンウッチなどポーランド各都市の路面電車に導入された。その後の増備は電装機器や車体の改良を行った105Na・805Naへと移行し、105N・805Nもこれらの形式に合わせた車体・機器へと更新が進んだ他、105Na・805Naに施された近代化改造を同様に受けた車両も多く、原形を残す車両は少数を残すのみとなっている。

脚注

  1. ^ 大賀寿郎『戎光祥レイルウェイ・リブレット1 路面電車発達史 ―世界を制覇したPCCカーとタトラカー』戎光祥出版、2016年3月、102頁。ISBN 978-4-86403-196-7 
  2. ^ Henryk Ciosiński (2013-5). “Tramwaj typu 105N - i tak to się zaczęło!”. Świat Kolei: 51. 
  3. ^ Henryk Ciosiński (2013-5). “Tramwaj typu 105N - i tak to się zaczęło!”. Świat Kolei: 49. 
  4. ^ Piotr Dudkiewicz (2005), Tramwaje w Poznaniu, pp. 183, 219-220, ISBN 83-920784-1-1 



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