コロンビア号事故以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 15:20 UTC 版)
「国際宇宙ステーション長期滞在一覧」の記事における「コロンビア号事故以前」の解説
2000年10月31日、長期滞在の準備が整ったISSに最初のソユーズ宇宙船がドッキングし、第1次長期滞在チームが活動を開始した。ソユーズは緊急帰還用にも使用されるため、ISS長期滞在はソユーズの定員と同じ3名である。第1次長期滞在チームは5箇月間滞在して、スペースシャトルSTS-102で第2次長期滞在チームと交代した。以後2002年まで、長期滞在クルーの交代はスペースシャトルで行われた。 ソユーズ宇宙船は、軌道上寿命である6箇月ごとに交換される。この際には、新しいソユーズが打ち上げられてISSにドッキングし、これに乗ってきたクルーが、ISSにドッキングしている古いソユーズに乗り換えて地球に帰還する。これらのクルーは長期滞在に含まれず、タクシークルーと呼ばれる。また、3人のタクシークルーのうち1人分の搭乗権をロシアが販売したため、これを利用して2001年には初の観光目的のISS訪問が実現した。
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