コメントと注釈宣言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 00:07 UTC 版)
SGMLのコメントは「-- コメント文 --」という形を取り、マーク宣言中の空白文字の出現が許されている場所に任意の回数書くことができる。したがって従来のHTMLでは文書型宣言の中などでもコメントを挿入することが可能で、例えばISO/IEC 15445の文書型宣言は のようにも書ける。一方、HTML5の文書型宣言にはコメントを挿入することはできない。 また、注釈宣言の扱いも従来のHTMLとHTML5では異なる。SGMLを採用していた従来のHTMLでは注釈宣言の中に任意の回数コメントを書くことができるが、HTML5ではHTML構文でもXML構文でもこのような書き方は認められていない。また、従来のHTMLでは注釈宣言内の最後のコメントと終了区切り子の間に空白文字を挿入することもできたが、HTML5ではこのような書き方も認められていない。
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