コオニヤンマとの比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 23:41 UTC 版)
コオニヤンマ Sieboldius albardae Sélys,1886 は名前に「オニヤンマ」とあるが、オニヤンマ科ではなくサナエトンボ科に分類される。成虫の複眼が頭部の左右に離れて接しないことや、幼虫は体が上から押しつぶされたように平たくて円盤状をしており渓流の石につかまって生活することは、サナエトンボ科の特徴である。また頭部の小ささや後足の長さなど、一目見てもオニヤンマとは似ていない。オニヤンマは(オニヤンマ科であり)ヤンマ科に属さないことと併せて、分類上注意が必要である。 左:コオニヤンマ(サナエトンボ科)は頭部が小さく、複眼がやや小さく左右が離れる。右:オニヤンマ(オニヤンマ科)は複眼が大きく、頭部中央で左右が接する。
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