ケーニヒスベルク級小型巡洋艦 (初代)とは? わかりやすく解説

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ケーニヒスベルク級小型巡洋艦 (初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/12 14:12 UTC 版)

ケーニヒスベルク級小型巡洋艦 (初代)
基本情報
艦種 小型巡洋艦
命名基準 都市名
前級 ブレーメン級
次級 ドレスデン級
要目
常備排水量 3.390 トン
満載排水量 3.814 トン
全長 115.3 m
水線長 114.8 m
最大幅 13.2 m
吃水 5.53 m(艦首)
5.53 m(艦尾)
機関方式 ドイツ海軍式石炭専焼缶11基
+三段膨張型往復動式機関
(シュテッティン:パーソンズ式直結タービン)2基2軸推進
最大速力 24.1 ノット
(シュテッティン:25.2 ノット)
航続距離 5,750 海里 (12ノット時)
(シュテッティン:12ノット/4,170海里)
乗員 322名
兵装 10.5cm(40口径)速射砲10門
3.7cm(55口径)機砲10門
(ニュルンベルクとシュテッティンは5.2cm(55口径)単装速射砲8基)
45cm水中魚雷発射管単装2門
装甲 甲板:30mm(平坦部)
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ケーニヒスベルク級軽巡洋艦 (Kleiner Kreuzer der Königsberg-Klasse) は、第一次世界大戦ドイツ帝国海軍小型巡洋艦の艦級。同型艦は4隻。

概要

本級の武装と装甲の配置を示した図。

本級は1905年から1907年にかけて建造され1907年から1908年にかけて相次いで竣工した。同型艦は4隻のみであるが、個艦差が大きい。缶室はケーニヒスベルクが3区画に対し、他の艦は5区画となっており、推進機関は最終艦のシュテッティンのみパーソンズ式直結タービンを採用している。

武装は10.5cm速射砲10門と45cm水中魚雷発射管2門である。1番艦のケーニヒスベルクは建造時に3.7cm速射砲10基を装備していたが、他艦と同様の55口径5.2cm速射砲に換装している。なおシュトゥットガルトは1918年に水上機を3機搭載できる水上機母艦に改装されている。

写真はニュルンベルク

参考図書

  • 「世界の艦船増刊 ドイツ巡洋艦史」(海人社)

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