駒場野公園
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 03:43 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動駒場野公園 Komabano Park |
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駒場野公園入口
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分類 | 区民公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯35度39分30秒 東経139度40分50秒 / 北緯35.65833度 東経139.68056度座標: 北緯35度39分30秒 東経139度40分50秒 / 北緯35.65833度 東経139.68056度 |
面積 | 39,025.29m2 |
開園 | 1986年3月31日 |
運営者 | 目黒区 |
アクセス | 井の頭線駒場東大前駅徒歩1分 |
公式サイト | 駒場野公園 |
駒場野公園(こまばのこうえん)は、東京都目黒区駒場にある目黒区立の公園である。
歴史
当地も含め一帯は明治期には駒場農学校(後の東京帝国大学農学部や東京教育大学農学部)があったところで、駒場野公園付近は東京教育大学農学部が長らくあったところで盛んに農業教育が行われていたところであった。1978年に東京教育大学は閉学され筑波大学に機能を譲り、つくば市に移転した。跡地の一角が公園として整備され1986年に目黒区立駒場野公園として開園し現在に至っている。当地にあった駒場農学校は札幌農学校と共に日本における近代農学の発展を担った重要な学校であり、駒場野公園の一角には近代期における日本での肥料や土壌研究に関して大いに功績を残したお雇い外国人・オスカル・ケルネルが駒場農学校で教鞭をとっていた時に使用していた実習用の田んぼが現在でも維持・保存されており「ケルネル田圃」として知られている。(維持・管理は近接してある筑波大学附属駒場中学校・高等学校の生徒たちが行っている)
他に公園の一角に駒場野自然観察舎という展示室があり、動植物に関する資料に触れることができる。他に園内には樹木などが豊富にあり身近に自然に触れられる公園として整備されている。
夏場は子供達がザリガニ釣りをしている。
主な施設
- ケルネル田圃
- 駒場野自然観察舎(月曜日と火曜日が定休日。利用は午前9時30分より午後4時30分まで)
- デイキャンプ場(利用に関しては問い合わせの事)
- テニスコート、ゲートボール場(テニス兼用)
- 駒場体育館
- 公園に隣接してある総合体育館。
- 屋内プール(6コース)、トレーニング室、ランニングコース(1.3m×110m)が備えられている。
- 体育室は、バスケットボールコート1面、バレーボールコート2面、バドミントンコート6面、卓球台16台がある。
面積:28,584m²
近隣施設
アクセスなど
- 京王井の頭線・駒場東大前駅より徒歩5分。
- 開園時間:公園は常時開園。
- デイキャンプ場の利用は、日中のみ。
- 駒場体育館は体育室やプールは9〜22時、トレーニング室は9〜21時、テニスコートは9〜19時。
- 駐車場:なし
- 料金:入園無料。駒場体育館の利用は有料なので利用に関しては問い合わせのこと。
外部リンク
ケルネル田圃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 13:48 UTC 版)
ケルネルが研究の際に試験田として使用していたことから命名された「ケルネル田圃(たんぼ)」という田圃が、東京都目黒区の駒場野公園に残されている。駒場野公園は東京教育大学(現 筑波大学)農学部の跡地に整備された施設であり、ケルネル田圃は現在も筑波大学附属駒場中・高等学校の生徒の水田稲作実習に使われている。同校の入学式および卒業式では、ケルネル田圃で収穫された米で炊かれた赤飯が新入生、卒業生に配布される。 地元駒場で毎年行われている、かかしコンクール実行委員会が主催する創作かかし大会『かかしコンクール』の冠は『ケルネルたんぼ』となっており、ケルネルの業績を讃えている。
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