ケネディ政権との対立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 23:47 UTC 版)
「ゴ・ディン・ジエム」の記事における「ケネディ政権との対立」の解説
南ベトナムの状況のさらなる悪化を受け、かねてジョンソン副大統領が「ジエムの好ましくない取り巻き」と指摘していたヌー大統領顧問の更迭をケネディ大統領がジエム大統領に提言したものの、ただちに拒否されるなど、ベトナムへの軍事介入と併せて、南ベトナム政府への内政干渉を強化するケネディ大統領とジエム大統領の関係は悪化していった。 その後1963年8月24日、ケネディ大統領との関係が深かったヘンリー・カボット・ロッジJr.が駐南ベトナム特命全権大使に着任。その後直ちにジエム大統領に対して、ヌー大統領顧問の更迭を再度求めるべく会見を求めたが、拒否された。なおケネディ大統領はロッジ大使に対し「もしジエム大統領がヌーの更迭を拒否したなら、『(アメリカは)ジエム自身を保護できない可能性に直面する』と警告せよ」との訓令を授けていた。
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