ケイデンシー・マーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/11 16:15 UTC 版)
「レイブル (紋章学)」の記事における「ケイデンシー・マーク」の解説
ケイデンシー・マークは、イギリスの紋章学において、家系の様々な分家や長男以外の男子を示すのに用いられる小さなチャージである。王家の王子たちのより年長の男子を示すためにレイブルが用いられ、後にイギリスの貴族を中心にあらゆる家の紋章で用いられるようになった。 長男は、彼の父が存命の間、その家系の紋章にレイブルを追加した紋章を持つ。次男はクレセント(crescent、三日月)、三男はマレット(mullet、星)、四男はマートレット(martlet、脚のない鳥)、五男はアニューレット(annulet、円環)であり、以下、六男フルール・ド・リス(fleur-de-lis、ユリ)、七男ローズ(rose、バラ)、八男クロス・モーリン(cross moline、先端が錨型に割れた十字)、九男ダブル・クォーターフォイル(double quatrefoil、八枚葉)と続く。
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