グリエフスク (カリーニングラード州)とは? わかりやすく解説

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グリエフスク (カリーニングラード州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/15 07:43 UTC 版)

グリエフスク

Гурьевск
ゴシック様式の教会


印章
グリエフスク
グリエフスク
グリエフスク
座標:北緯54度47分 東経20度37分 / 北緯54.783度 東経20.617度 / 54.783; 20.617座標: 北緯54度47分 東経20度37分 / 北緯54.783度 東経20.617度 / 54.783; 20.617
ロシア
連邦管区 北西連邦管区
連邦構成主体  カリーニングラード州
創設 1262年
標高
20 m
人口
(2021年)[1]
 • 合計 26,760人
等時帯 UTC+2 (MSK−1)
郵便番号
689450
グリエフの胸像

グリエフスク(グーリエフスク、ロシア語: Гу́рьевск, Guryevsk, リトアニア語: Romuva, ポーランド語: Nowy Dwór Pruski)は、ロシアカリーニングラード州西部の都市。人口は2万6760人(2021年)[1]

歴史的には東プロイセンに属し、1946年まではノイハウゼンドイツ語: Neuhausen)の名で知られた。州都カリーニングラードケーニヒスベルク)からは北東へ7キロメートルの位置にある。

歴史

13世紀プルーセン人を征服したドイツ騎士団により1262年にノイハウゼンの町が建てられた。16世紀の記録では、Neuhauß, Neuhausen, Newghaus などの表記が見られる。古プロイセン語の地名であった「Romow」または「Ramawan」は聖なる森の意味で、キリスト教以前の聖地があったとみられる。1525年にはプロシア公領の一部となり、1701年にはプロイセン王国の一部になった。

1945年第二次世界大戦が終わると東プロイセン北部ソビエト連邦に編入された。すでに住民の多くはドイツ本土へ逃げ、残っていたドイツ人もドイツへ追放されソ連各地からの移住者に置き換わった。1946年ケーニヒスベルクの戦いソ連邦英雄となったもののピラウ(現在のバルチースク)で戦死した赤軍軍人ステパン・グリエフロシア語版の栄誉をたたえグリエフスクと改名された。

産業と交通

グリエフスクには石油精製所がある。町からカリーニングラード空港(ハラブロヴォ空港)からは遠くない。またカリーニングラードから北東のソヴィエツク(ティルジット)へ向かう道路と鉄道が通る。

姉妹都市

脚注

  1. ^ a b city population”. 6 May 2023閲覧。

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