グッドイヤーの撤退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 07:04 UTC 版)
「1998年のF1世界選手権」の記事における「グッドイヤーの撤退」の解説
トップチームの中でマクラーレンとベネトンがブリヂストンタイヤにスイッチし、グッドイヤー対ブリヂストンのタイヤ戦争が本格化した。ブリヂストンはレギュレーション変更による回頭性の低下(アンダーステア傾向)を補うため幅広のフロントタイヤを開発し、マクラーレンの序盤の猛ダッシュに貢献した。グッドイヤーも負けじとアルゼンチンGPから同様のタイヤを投入し、シーズンを通して両社の熾烈な開発競争が続いた。 この年をもってグッドイヤーは1964年以来35年間続けたF1での活動を終えた。最後の優勝となったイタリアGP(フェラーリのミハエル・シューマッハが優勝)では、タイヤサプライヤーとしては最多の優勝368回を達成している(2位につけているブリヂストンよりも3倍以上の勝利数である)。翌年以降はブリヂストンのワンメイクとなる。
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