クロスプライ‐タイヤ【cross ply tire】
読み方:くろすぷらいたいや
クロスプライタイヤ
バイアスプライタイヤのことで、トレッドセンターラインに対して斜めの角度で交差する複数層のカーカスプライコード構造をもつ。以前のゴム引きクロスに対して、プライ(細い横糸を介して並べた、すだれ状のコード)を交差して重ねたバイアス構造の採用で、耐久性と乗り心地の向上を実現し、のちの偏平タイヤ実現を可能にした。1枚のクロスは2プライにキ目当し、ダイヤゴナルブライタイヤともいう。1920年代以降、長く使用されたが、道路の整備や車両の高速化に伴い、ラジアルタイヤに代わった。
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