クスクシエ
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クスクシエ (Couscoussier) またはクスクス鍋(クスクスなべ)は、特にリビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコでベルベル料理を作るために用いられる、クスクスを調理するための伝統的な二段式の蒸し器である[1]。連結した2つの鍋から構成され、伝統的には陶器、または鉄、アルミニウム、銅等の金属で作られる。下段は大きく、蒸気を発生させるための水やスープを入れる。上段は小さく、下段の鍋の上に設置できるようになっている。蓋つきで、底には蒸気が通る程度の穴が開いている。
クスクスを蒸し終わったら、下の鍋で煮込んで調理を完了し、提供することができる[1][2]。
脚注
- ^ a b Fabricant, Florence (December 30, 1992). “In the Land of Its Origin, Couscous Is More Than a Quick Fix”. The New York Times. October 11, 2017閲覧。
- ^ Franey, Pierre (February 20, 1980). “Kitchen Equipment: Buying a Couscoussier”. New York Times
クスクス鍋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 02:11 UTC 版)
マグリブ料理のクスクスを調理するのに利用される2段式の鍋。下段の深い鍋でタージーンという具入りのスープを煮込み、底に穴の開いた上段の鍋でクスクスを蒸す。スープから立ち上る蒸気でクスクスを蒸す仕組みになっている。
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