キャップ型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/13 06:39 UTC 版)
厳密には栓ではないが、コンタミネーションの防止と通気性の確保を両立したキャップタイプの培養栓もある。いずれも容器の口部に密着しないよう構造的に工夫されたキャップで、シリコンゴム製のもの(Cキャップ、Mキャップ)やポリプロピレン製のものなどがある。アルミニウムやステンレスなど金属製のキャップはモルトン栓と呼ばれる(通常、モルトン栓は再利用が可能であり、またオートクレーブ滅菌も可能である。)。モルトン栓の代用として、アルミ箔を被せた簡易的な栓が使われることもある。栓としての安定性や耐久性は劣るが、その都度容器の口径に合わせて成型したり、他の栓と併用したりできることが利点である。
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