キア・K9とは? わかりやすく解説

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キア・K9

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/05 15:25 UTC 版)

K9 (ケイナイン) は、韓国KIAが生産する高級乗用車である。

初代 (2012年-2018年)

K9/K900/クオリス
KH型
フロント
リア
特徴的な形状のターンレンズを内蔵するドアミラー
概要
製造国 韓国
ロシア
販売期間 2012年-2018年
デザイナー ペーター・シュライヤー
ボディ
ボディタイプ 4ドアセダン
パワートレイン
エンジン 3.3/3.8L V6
5.0L V8
変速機 8AT
車両寸法
ホイールベース 3,045mm
全長 5,095mm
全幅 1,900mm
全高 1,490mm
車両重量 1,870-1,910kg
その他
駆動方式 FR
別名 キア K900
キア クオリス
系譜
先代 キア・オピラス
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2012年3月6日、「K9」(ケイ・ナイン)の名でジュネーブモーターショー12にて公開された[1]。同年4月9日より韓国国内において予約受付を開始すると同時に、K9に搭載する新技術も発表された。その新技術とは「後方・側方警報システム」、「電子式変速レバー」、「走行モード統合制御システム」、「車両統合制御システム」、「アラウンドビューモニタリングシステム」、「12.3インチフルサイズカラーLCDクラスター」、次世代情報提供サービス”UVO”が搭載された「9.2インチDISナビゲーション」、「ヘッドアップディスプレー」、「アダプティブフルLEDヘッドランプ」の9点である[2]。駆動方式はエンタープライズ以来となるFRを採用。

2012年5月2日 韓国市場で「K9」として発表。2008年に「KH」のコード名で着手以来、5200億ウォンをかけて開発された。エクステリアデザインは躍動感を与えるため、エクウスよりもトランク部分が相対的に短くなっている。ベースこそエクウスと同じだが、エンジンはヒュンダイ・ジェネシスと共通のV6・3.3L、V6・3.8Lの各GDiを搭載。また、「LEDヘッドランプ」の採用は量産の韓国車では初である。

2代目 (2018年-)

K9/K900/クオリス
RJ型
2018-2021 フロント
コクピット
概要
製造国 韓国
販売期間 2018年-
デザイナー ペーター・シュライヤー
ボディ
ボディタイプ 4ドアセダン
パワートレイン
エンジン 3.3/3.8L V6
5.0L V8
その他
駆動方式 FR
AWD
別名 キア K900
キア クオリス 
テンプレートを表示

2018年4月3日、韓国にて「THE K9」の名で発表・発売開始。 基本メカニズムをジェネシス・G90(旧名:EQ900)と共用したことで、さらなる質感向上と性能向上を実現。エンジンはラムダ3.3L・V6・GDIターボ、ラムダ3.8L・V6・GDI、タウ5.0L・V8・GDIの3種を設定。K9初となるAWDは全エンジンに設定され、FRとAWDから選択できる(5.0L・V8はAWDのみ)。

車名

「K」は起亜自動車(KIA)、大韓民国(KOREA)、”強さ”や”支配”を意味するギリシャ語の「Kratos」,そしてダイナミックな躍動性を意味する英語の「Kinetic」のそれぞれの頭文字、「9」は車格(大型車)を意味する。欧州市場では「クオリス(QUORIS)」、北米市場では「K900」の名で販売している。

関連項目

脚注

外部リンク




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