カリフォルニア・カー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 15:33 UTC 版)
「アムトラック・カリフォルニア」の記事における「カリフォルニア・カー」の解説
併用軌道上を走るカリフォルニア・カーオークランド・ジャック・ロンドン・スクエア駅付近にて 2011年 手荷物スペースが設けられた乗降ドア付近 2012年 カリフォルニア・カー(California Car)はアムトラックの2階建て客車、スーパーライナーを基本に座席数を増やすなど使用線区の実情に合わせた設計変更を行った車両である。1990年代中頃に導入された。スーパーライナーとの大きな違いは客用ドアと階段で、スーパーライナーが片側1箇所の手動ドアで二階客室に上がる階段が折れ曲がり階段なのに対してカリフォルニア・カーでは片側2箇所の自動ドアと二つの直線階段になっており、乗降時間の短縮に役立っている。それに加え、カリフォルニア・カーには自転車ラックが設けられていて特に荷造りをしなくても自転車が持ち込める。またスーパーライナーの最高速度が100 mph (160 km/h)なのに対し、カリフォルニア・カーは最高速度125 mph (201 km/h)まで対応している。サン・ホアキンとキャピトル・コリドーで使用されている。
※この「カリフォルニア・カー」の解説は、「アムトラック・カリフォルニア」の解説の一部です。
「カリフォルニア・カー」を含む「アムトラック・カリフォルニア」の記事については、「アムトラック・カリフォルニア」の概要を参照ください。
- カリフォルニア・カーのページへのリンク