カッティングテーブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 00:36 UTC 版)
「カッティングプロッタ」の記事における「カッティングテーブル」の解説
カッティングプロッターは一般に、ロールまたはシート状の、紙で裏打ちしてあるビニールシートの、ビニールの層を切り抜く。例えば文字を切り抜く場合、裏の紙が切り抜いた部分の位置関係がずれないように保持している。このため、布や皮革のように裏から保持できない素材を切り抜くことはできない。 カッティングテーブルはロールフィードの代わりに平らなバキューム式のテーブルになっている。テーブル表面には小さな穴が無数に開いている。布地などの素材をテーブル上に置いてプラスチックのシートをその上に被せる。真空ポンプでそれらをテーブルに吸着して密着させ、ずれないようにする。そして、フラットベッド型のプロッターのように動作して様々な刃先を駆使し、布地を切り抜いていく。上に被せたプラスチックシートも切り抜かれるため、ポンプの吸着力が弱くなっていくが、それほど重大ではない。 このようにして様々な柔らかい素材を切り抜くことができる。また、通常のカッティングプロッターでは不可能な分厚い素材や重い素材にも対応可能である。
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