カゼノビア湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 18:06 UTC 版)
「フィンガー・レイクス」の記事における「カゼノビア湖」の解説
オティスコ湖よりも、さらに東に少し離れた場所(Appalachian hill terrain、アパラチアン丘陵地帯)に、この11の湖と形状が似た(つまり南北方向に長く、東西方向の狭い、細長い)カゼノビア湖が存在している。そして、形状が似ていることを理由に、このカゼノビア湖が、時々12番目のフィンガー・レイクスと呼ばれることがある。衛星写真で見ると、フィンガー・レイクスと成因が同じであろうと考えられている谷(つまり氷河による侵食でできた谷)が、上記11の湖の東(11の湖の中で最も東にあるオティスコ湖よりも東)に、3本存在するのが見て取れる。最初の谷は、タリー谷と呼ばれており、ここの南端部には小さな湖が連なっているのだが、モレーンが堆積しているために、フィンガー・レイクスとはなっていない。その次の谷には、北へと流れるバターナット川と、南へと流れるタイオノーガ川の支流が存在する。最後の3つ目の谷には、北へと流れるライムストーン川が存在する。そして、そのさらに次の谷に、時々12番目のフィンガー・レイクスと呼ばれることもある、カゼノビア湖が存在している。(3つも谷を隔てているがために、通例フィンガー・レイクスには含まれない。)
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