カスピアン・パイプライン・コンソーシアム
読み方: かすぴあん ぱいぷらいん こんそーしあむ
【英】: caspian pipeline consortium
【英】: caspian pipeline consortium
カザフスタン最大の生産油田であるテンギスとロシアの黒海沿岸の積み出し港ノボロシスクとを結ぶ総延長1,580km、輸送能力2,800万トン/年の原油パイプライン(CPCパイプライン)を保有・運営するコンソーシアム。 1992年に設立されたが、1996年に出資者を、当初のロシア、カザフスタン、オマーン政府に加え、Chevron、Mobil、Oryx、LukArco、Rosneft/Shell Caspian Ventures、Agip、BG、Kazakh Pipeline Venturesとした。 1999年2月、ロシア政府はCPCパイプライン建設のFSを承認し、1999年5月にはパイプライン建設が開始された。2001年3月に完工し、2001年11月に正式に稼動を開始した。今後、15億ドルを投資して輸送能力を2009年までに6,700万トン/年まで増強する予定である。 (小森 吾一、2007年3月) |
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