オブローモフとは? わかりやすく解説

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オブローモフ【Oblomov】

読み方:おぶろーもふ

ゴンチャロフ長編小説1859年刊。地主余計者知識人のオブローモフが、才能もちなが無気力無為の生活を送るさまを描いたもの。


オブローモフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 22:18 UTC 版)

オブローモフ』(Обломов,Oblomov)は、ロシアの作家イワン・ゴンチャロフの代表作。1849年から1859年にかけて発表された。貴族階級に属する主人公オブローモフの生涯を描いた長編小説。当時、実際に存在した典型的な貴族の世界を写実的に表現した。その写実性の文学的価値のみならず、貴族階級の無為、頽廃の性格が読者の評判を呼び、さらには、ニコライ・ドブロリューボフによる批評『オブローモフ主義とは何か?』を招いた。なお、オブローモフという名辞が、無用者、余計者を指し示す表現になった。




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