オオバセンキュウとは? わかりやすく解説

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大葉川芎

読み方:オオバセンキュウ(oobasenkyuu)

セリ科多年草

学名 Angelica genuflexa


オオバセンキュウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 01:18 UTC 版)

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オオバセンキュウ
福島県吾妻山 2012年8月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: シシウド属 Angelica
: オオバセンキュウ A. genuflexa
学名
Angelica genuflexa Nutt.
シノニム

本文記載

和名
オオバセンキュウ(大葉川芎)

オオバセンキュウ(大葉川芎、学名:Angelica genuflexa)はセリ科シシウド属多年草。別名、エゾオオバセンキュウホソバエゾセンキュウ

特徴

は太く中空で、直立し、上部は分枝して、高さは60-180cmになる。は1-2回3出羽状複葉になり、小葉は長卵形から広披針形で薄く、縁は重鋸歯になる。茎につく葉は互生し、葉軸の下部の羽片の先が弓状に曲がり、下方を向く。

花期は7-9月。茎頂か、分枝した先端に複散形花序をつける。は白色の5弁花で、花弁の背面に毛があり、歯片はない。複散形花序の下に総苞片はなく、小花序の下にある小総苞片は線形で数個ある。果実は広楕円形になり、毛がある。分果の側隆条は薄い翼状に広がる。

分布と生育環境

日本では、北海道、本州中部地方以北に分布し、山地のやや湿った谷間や湿原などに生育する。世界では千島樺太カムチャツカアリューシャンアラスカ北アメリカに分布する。

シノニム

  • Angelica genuflexa Nutt. subsp. refracta (F.Schmidt) M.Hiroe
  • Angelica genuflexa Nutt. var. multinervis (Koidz.) M.Hiroe
  • Angelica refracta F.Schmidt

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