エンバンクメントへの再移転
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 06:48 UTC 版)
「スコットランドヤード」の記事における「エンバンクメントへの再移転」の解説
2013年5月、ロンドン警視庁はそれまでのブロードウェイの3代目本部ビルを売却し、ヴィクトリア・エンバンクメント通り沿いにあるカーティス・グリーン・ビル(北緯51度30分10秒 西経0度07分28秒 / 北緯51.50280度 西経0.12435度 / 51.50280; -0.12435 (Scotland Yard (announced fourth location for 2015)))に移転することを発表した。2015年に本部を移転するのに先立って、ビルを再設計する建築家を募集し、コンペティションを実施することを発表した。このビルは元祖「ニュー・スコットランドヤード」である2代目庁舎(ノーマン・ショウ・ビル北棟)の隣にあり、同ビルには地域警ら部の本部が入居した。 2014年12月には、ブロードウェイ10番地の3代目庁舎ビルをアブダビ・フィナンシャル・グループ(英語版)に3.7億ポンドで売却した。 2015年12月にカーティス・グリーン・ビルの外装部に係る建設作業が完了した。2016年10月31日に、ビルの所有権がアブダビ・フィナンシャル・グループに移譲されるとともに、ロンドン警視庁の職員はニュー・スコットランドヤードを離れ、新庁舎へ移動した。新しいニュー・スコットランドヤードの庁舎は、2017年3月23日に女王エリザベス2世により正式に開庁することになっていたが、前日に発生したウェストミンスターでのテロ事件の影響で、当日になって開庁式の延期が発表された。
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