エレクトリックかつアップライトであるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 08:21 UTC 版)
「ベース (弦楽器)」の記事における「エレクトリックかつアップライトであるもの」の解説
一般にはそのほとんどがいわゆるエレクトリック・アップライト・ベースで、これは、エレクトリックベースギターから派生した楽器である。使用頻度は低い。ポップス系の音楽を演奏することを前提としており、弓弾き(アルコ)には対応していないが、ネックや指板、ブリッジの形状はコントラバスに似せてあり、フレットレスで、奏法的にもコントラバスに近い技術を要求される。音を電気的に増幅するため、音量に関しては必ずしも共鳴箱を持つ必要がなく、音質の調整に必要な最小限の大きさにとどめてあるか、まったく備えていない。 数は少ないが、コントラバスから派生したモデルもある。エレクトリックベースギターから派生したモデルが弦長860mm前後であるのに対し、コントラバスと同様の1040mm前後の弦長を持ち、弓弾きが可能な大きく湾曲したブリッジを持つのが特徴である。
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