エルサレムのペラギア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/18 02:58 UTC 版)
贖罪者ペラギア(英: Pelagia the Penitent, ? - 457年頃[注 1])またはエルサレムのペラギアは、5世紀頃の役者、踊り子。キリスト教の贖罪者で、カトリック教会および正教会で聖人である。記念日は10月8日。聖ペラギア(羅: Sancta Pelagia)ともアンティオキアのペラギア(羅: Pelagia antiochena)とも遊女ペラギア(英: Pelagia the Harlot)とも呼称される。15歳で殉教した少女ペラギアとしばしば混同される[2]。
注釈
- ^ 『黄金伝説』の聖人伝では208年頃、10月8日とされている[1]。
- ^ 筆名。実際にペラギアを知っていたとする助祭。
- ^ 生没年、没地ともに不明。
- ^ これらと同様にドラゴンに飲み込まれたアンティオキアのマルガリタ (Margareta antiochena) もアンティオキアのマリーナ (Marina antiochena) と呼ばれる場合がある[9]。
- ^ (Hermann Usener, 1834年 − 1905年)ドイツの神話学者。
- ^ この聖人伝中にも、ノンヌスに名を問われたペラギアが「(省略)ペラギアと申しますが、(省略)贅沢な飾りのために、みなさんからマルガリタとあだ名されております。(省略)」と答える場面がある。
出典
- ^ 黄金伝説, p. 75
- ^ Encyclopedia of Catholic History, p. 688
- ^ 黄金伝説, pp. 75-76
- ^ Catholic Encyclopedia, Pelagia.
- ^ Dictionary of Saints, Pelagia(1)
- ^ 黄金伝説, pp. 77-80
- ^ Dictionary of Saints, Merryn
- ^ 黄金伝説, pp. 79-80
- ^ Dictionary of Saints, Margaret of Antioch
- ^ 黄金伝説, p. 80
- ^ 黄金伝説, pp. 71-75
- 1 エルサレムのペラギアとは
- 2 エルサレムのペラギアの概要
- 3 参考文献
- エルサレムのペラギアのページへのリンク